| 作成年度 | 2018年度 |
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| 論文名 | 冠水した植生域における浮遊砂の鉛直方向濃度分布の検討 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 土木学会水工学講演会 |
| 誌名(No./号数) | 土木学会論文集B1(水工学) |
| 発表年月日 | 2018/11/25 ~ 2018/11/27 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 愛知工業大学 | 赤堀 良介(AKAHORI Yosuke) |
| 寒地河川チーム | 山口 里実(YAMAGUCHI Satomi) |
| 水工リサーチ | 佐藤 大介(SATO Daisuke) |
| 抄録 |
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| 本研究では草本群落を想定した植生模型を有する水路に浮遊砂モデルとしての PVC 粒子を流下させ,浮遊砂濃度と流下方向流速の鉛直分布を観測し両者の関係を調べた.実験では植生模型の相対高さを変化させた際の濃度フラックスの変化も検討した.結果より,植生高さの変化が濃度フラックスの分布を変化させ,植生域での貯留量が 18%程度変化することが示された.濃度分布を決定付ける拡散係数に関しては,流速の変曲点が存在する領域で大きい値を取り,結果として濃度分布の勾配が局所的に緩やかなものとなった.また植生高さが低い場合にせん断面で生じた乱れが sweep として河床に到達し,Wake zone として認識される植生後流の高周波成分が卓越する領域が安定して存在し得ない状況があることが示された. |
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