作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | EPMA 分析に基づく積雪寒冷地で長期供用された開水路のコンクリートの変質に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | コンクリート工学論文集 |
発表年月日 | 2019/09/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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鳥取大学 | 緒方 英彦(OGATA Hidehiko) |
鳥取大学 | 兵頭 正浩(HYODO Masahiro) |
水利基盤チーム | 石神 暁郎(ISHIGAMI Akio) |
島根大学 | 新 大軌(ATARASHI Daiki) |
抄録 |
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本研究では,積雪寒冷地で長期供用された鉄筋コンクリート開水路を対象に,凍結融解と乾湿の繰返しを受ける側壁の気中部からコアを採取し,EPMA による元素の面分析結果から,側壁の表面部と内部におけるコンクリートの変質について考察を加えた。その結果,表面部コンクリートでは,凍結融解の繰返し作用で発生したひび割れを通して水が侵入し,ひび割れ周囲でのカルシウムの溶脱,ひび割れを介して侵入した二酸化炭素によるカルシウムの結晶化および硫黄の拡散が見られ,内部コンクリートでは,ひび割れ近傍の気泡内部に溶出したカルシウムが結晶化しており,閉塞した気泡が存在することを明らかにした。 |
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