作成年度 | 2018年度 |
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論文名 | 火山灰質地盤における杭基礎の耐震性能に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 液状化層厚の影響に関する一考察 |
発表会 | 第59回地盤工学会北海道支部技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2019/01/25 ~ 2019/01/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 江川 拓也(EGAWA Takuya) |
寒地地盤チーム | 畠山 乃(HATAKEYAMA Osamu) |
北海道大学大学院 | 磯部 公一(ISOBE Koichi) |
抄録 |
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本検討では、液状化が生じる火山灰質土層の層厚の異なりが杭基礎ならびに地盤の地震時挙動に及ぼす影響を把握する目的で、液状化が生じる火山灰質土層の層厚を変化させた遠心力模型実験結果に対し、地盤内に生じる加速度パワー,地盤のせん断ひずみ,地盤の固有周波数に着目し考察を行った。その結果、地盤内の過剰間隙水圧がピークに達する頃より加速度パワーの増加は留まる一方、せん断ひずみは増加を続けた。その傾向は、杭の水平地盤反力係数が最も低下したケースで顕著であり、それは地盤の固有周波数が入力周波数に近く、地盤全層厚において継続した繰返しせん断を受けることにより、液状化ならびに地盤の剛性低下が助長されたものと考えられた。 |
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