作成年度 | 2018年度 |
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論文名 | 木製バリアフリー歩道の開発に向けた白杖の打音に着目した舗装材の官能評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第14回景観・デザイン研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2018/12/08 ~ 2018/12/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地域景観ユニット | 榎本碧(MIDORI ENOMOTO) |
九州大学 | 樋口明彦(AKIHIKO HIGUCHI) |
九州大学 | 原田大史(TAISHI HARADA) |
日本大学 | 永村景子(KEIKO NAGAMURA) |
九州大学 | 荒巻祥大(SYOTA ARAMAKI) |
九州大学 | 羽野暁(SATOSHI HANO) |
抄録 |
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本研究は視覚障害者の車道への飛び出しを防止する改善策として、音により視覚障害者を誘導する木製バリアフリー歩道の開発を目的とする。今回、車道に使用される舗装材と木材の音の違いを明らかにするため、視覚障害者を対象とした「白杖による打音の差異」、「歩行感の差異」についての官能評価試験を行った。試験は、板厚の異なるスギ材2種類、アスファルト、コンクリート、歩道用ブロックの計5種類の舗装材を使用した試験舗装を用いて室内で実施した。全盲者31名、日常的に白杖を利用する弱視者16名を対象に試験を行った。 試験の結果、木材とアスファルトの比較では、被験者の障害歴や訓練歴によらず、「白杖による打音の差異」により舗装材の違いを認識できることが明らかになった。一方、アスファルト、コンクリート、ブロックの比較では、「白杖による打音の差異」、「歩行感の差異」のどちらでも違いが認識できない可能性が高いことが分かった。 |
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