| 作成年度 | 2018年度 |
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| 論文名 | 凍害を受けたRC スラブの押し抜きせん断耐力に関する 実験的および解析的検討 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第789号 |
| 発表年月日 | 2019/02/12 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 耐寒材料チーム | 林田 宏(HAYASHIDA Hiroshi) |
| 北海道大学大学院工学院北方圏環境政策工学部門教授 | 上田 多門(UEDA Tamon) |
| 抄録 |
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| 凍害を受けたRCスラブに関して、劣化状態と残存耐力との関係を明らかにすることを目的とし て、実験と解析による検討を行った。実験の結果、凍害を受けたスラブは、健全なスラブに比べて、 剛性や耐力が低下し、破壊形式も押し抜きせん断破壊から斜め引張破壊へと変化した。また、凍害を 受けたスラブの載荷ひび割れは、下側鉄筋に沿った形となり、スラブ下面に押し抜きせん断コーンの ひび割れは生じなかった。一方、凍害を受けたスラブの解析では、コンクリートの材料特性を低下さ せることで、実験の破壊形式に対応するひずみ分布となり、耐力低下を再現できることを示した。 また、スラブ上面からの劣化進展を考慮した解析では、劣化がある程度の深さに達すると、破壊形式 が変化し、耐力の低下が大きくなることを示した。 |
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