| 作成年度 | 2018年度 |
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| 論文名 | MEMS振動センサを用いた泥流・土石流検知に関する実験的研究 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第9回土砂災害に関するシンポジウム |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2018/09/18 ~ 2018/09/19 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 研究連携推進監 | 藤浪 武史(FUJINAMI Takeshi) |
| 寒地河川チーム | 伊波 友生(INAMI Yu) |
| 抄録 |
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| 泥流等の検知にあたり,3軸MEMS加速度センサは,振動の有無に関して土砂移動の検知が可能と考えられた.また,流下継続時間の把握が可能であることから,泥流等の移動総量の規模は把握できる可能性が示唆された.しかし,本研究の実験条件であるサンプリング周波数2Hzでは,検知した振動波形から泥流か土石流かを判断することは難しい.したがって,泥流や土石流を振動センサにより検知する場合には,適切なサンプリング間隔を検討する必要がある. これら汎用品を使用した安価なセンサの特徴を活かすことにより,画像監視など他の手法と補完しあうことで,泥流等の検知確実性を向上させる可能性がある. 今後は,実験条件を現実の現象により近づけることや実験データを充実させることで,泥流検知の確実性を高め,減災や防災に貢献していくことが重要である. |
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