作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 白杖の打音を利用した木製バリアフリー歩道の視覚障害者に対する有効性の検証 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第59回土木計画学研究発表会・春大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2019/06/08 ~ 2019/06/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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九州大学 | 樋口明彦(HIGUCHI AKIHIKO) |
九州大学 | 佐々木裕大(YUTA SASAKI) |
地域景観ユニット | 榎本碧(MIDORI ENOMOTO) |
九州大学 | 原田大史(TAISHI HARADA) |
九州大学 | 荒巻祥大(SYOTA ARAMAKI) |
日本大学 | 永村景子(KEIKO NAGAMURA) |
九州大学 | 羽野暁(SATOSHI HANO) |
抄録 |
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本研究は視覚障害者の車道への飛び出し等を防止し安全性を高めるバリアフリー歩道の改善策として、音により視覚障害者を誘導する木製バリアフリー歩道の開発を目的とし、車道に使用されるアスファルト等の一般的な舗装材と木製舗装材を用いた試験歩道を用いた木製バリアフリー歩道の歩行試験を行った。試験の結果、屋外であっても全盲者、日常的に白杖を使用する弱視者ともにアスファルトからウッドデッキへと舗装が変化したことに気づき、さらにその理由として「音の違い」が有効であることがわかった。また、試験後のヒアリング調査でもウッドデッキの音の違いにより、自分のいる位置のわかりやすさやそれによる歩行の安心感が得られることがわかった。これにより、歩道における木材利用の有効性の検証ができた。今後は、防腐処理等の耐久性や維持管理に関する検証が必要である。 |
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