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発表 シート養生が工場製品の品質に与える影響に関する一考察

作成年度 2019年度
論文名 シート養生が工場製品の品質に与える影響に関する一考察
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成31年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会
誌名(No./号数) 平成31年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会講演概要集
発表年月日 2019/09/03 ~ 2019/09/05
所属研究室/機関名 著者名(英名)
鹿島建設濱田 那津子(HAMADA Natsuko)
鹿島建設中谷 俊晴(NAKAYA Toshiharu)
鹿島建設芦澤 良一(ASHIZAWA Ryoichi)
鹿島建設渡邉 賢三(WATANABE Kenzo)
鹿島建設坂井 吾郎(SAKAI goro)
耐寒材料チーム遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake)
東京大学石田 哲也(ISHIDA Tetsuya)
抄録
工場製品は,単位水量の少ないコンクリートを用い,工場において厳しい品質管理のもとで製造されるため,一般的な場所打ちコンクリートに比べて高い耐久性と安定した品質が期待できる.しかし,特に冬期においては蒸気養生によって加温・加湿された工場製品と外気との温度差や湿度差によって,脱型時に急激な温度低下や乾燥が生じることから,セメントの 水和反応に必要な水分が逸散しコンクリート表層部の耐久性が低下している可能性がある.筆者らは,予め型枠内面に高撥水性シートを貼付し,コンクリートを打ち込み,脱型時にはシートのみをコンクリート側に残すことで,コンクリート表面を一度も外気に曝すことなく,水分の逸散を抑制できる養生技術を開発している.シート養生により工場製品の急激な乾燥を防ぐことができ,コンクリート表層部の耐久性向上につながると考えている.本論文では冬期にシート養生の有無を要因として工場製品を作製し,シート養生がコンクリートの表層品質に与える影響を評価した.
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