作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 圃場の大区画化整備に伴う表土の物理性の変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 2019年度農業農村工学会大会講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2019/09/04 ~ 2019/09/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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資源保全チーム | 桑原 淳(KUWABARA Jun) |
北海道開発局 | 大友 秀文(OOTOMO Hidefumi) |
寒地農業基盤研究グループ | 横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro) |
資源保全チーム | 横川 仁伸(YOKOKAWA Hironobu) |
抄録 |
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下層土が泥炭土である5筆の大区画圃場において、施工前後の土壌物理性を調査した。結果、施工時の表土のpFが小さい地点において、施工後の表土の固相率は基準値以上、飽和透水係数は基準値未満となっていた。施工時のpFが2.0~2.5程度まで大きくなると、固相率の変化率が0%程度となった。このことから、表土の物理性の悪化を抑制するためには、表土がpF2.0~2.5程度以上まで乾燥した状態で施工する必要があると考えられた。施工前の表土の地耐力とpFとの関係から、pF2.0~2.5に対応する表土の地耐力は0.5~0.6MPaであった。このため、調査圃場の表土の場合、降雨後に表土の地耐力が0.5~0.6MPa以上に回復してから施工を行えば、表土の物理性の悪化は抑制されると考えられる。 |
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