作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 従来型落石防護柵の実規模衝突実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第791号 |
発表年月日 | 2019/04/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 中村 拓郎(NAKAMURA Takuro) |
寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
寒地構造チーム | 山澤 文雄(YAMASAWA Fumio) |
寒地構造チーム | 寺澤 貴裕(TERASAWA Takahiro) |
寒地基礎技術研究グループ長 | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
室蘭工業大学大学院工学研究科くらし環境系領域社会基盤ユニット准教授 | 小室 雅人(KOMURO Masato) |
抄録 |
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従来型落石防護柵は、ひし形金網と多段のワイヤロープで構成される阻止面とH形鋼の支柱を用いた自立支柱式 の落石防護柵であり、落石エネルギーが100kJ程度までの小規模な落石への対策工として適用されている。本研究 では、従来型落石防護柵の衝撃挙動を確認することを目的に、重錘衝突位置や衝突エネルギーが異なる実験ケース を設定し、実規模試験体による重錘衝突実験を実施した。その結果、防護柵の上部に重錘が衝突する場合には、支 柱基部に亀裂が発生する恐れがあるものの、可能吸収エネルギーと同程度の衝突エネルギーを有する重錘を捕捉で きることを確認した。また、防護柵の下部に可能吸収エネルギーと同程度以上の衝突エネルギーを有する重錘が衝 突する場合は、索端金具からのワイヤロープの引抜けや破断が生じて重錘の阻止面からのすり抜けが生じる恐れが あることを示した。 |
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