| 作成年度 | 2019年度 |
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| 論文名 | 大規模酪農地帯における水質濃度と営農状況の関係 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 水文・水資源学会2019年度総会・研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2019/09/11 ~ 2019/09/13 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 水利基盤チーム | 田中 健二(TANAKA Kenji) |
| 水利基盤チーム | 鵜木 啓二(UNOKI Keiji) |
| 水利基盤チーム | 川口 清美(KAWAGUCHI Kiyomi) |
| 抄録 |
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| 北海道東部は,大規模酪農地帯として知られており,大規模経営による多頭化に伴い家畜ふん尿由来の水質汚濁物質の河川への流出が懸念され,流域規模で水質環境への影響を定量的に評価することが重要である.そこで本研究では,採水調査及び土地利用・営農状況を集計し,流域規模において河川水質と酪農の営農状況の関係性を明らかにすることを目的とした.窒素成分の主成分であるNO3-N排出濃度と流域面積あたり飼養牛頭数密度との関係性を調べた結果,正の相関関係が得られた.また,河畔林や湿地の浄化作用の効果を検討するため,河畔土地利用の草地率を用いて排出濃度から発生濃度への変換を行い,流域面積あたりの飼養牛頭数密度との関係を調べると,相関係数が僅かであるが向上した.近似直線から外れる小流域が存在し,流域規模において事業の実施により負荷を抑制している可能性が示された. |
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