作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | フランジ部を有するL 形RC はりのせん断破壊性状 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | コンクリート工学論文集第30巻 |
発表年月日 | 2019/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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東京工業大学 | 熊谷 祐二(KUMAGAI Yuji) |
東京工業大学 | 大窪 一正(OKUBO Kazumasa) |
寒地構造チーム | 中村 拓郎(NAKAMURA Takuro) |
東京工業大学 | 二羽 淳一郎(NIWA Junichiro) |
抄録 |
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近年,L形断面を有する水門,樋門のRC門柱へのせん断補強工事の需要が高まっている。しかしながら,L形RC部材のせん断耐力の算定方法が明確になっておらず,実務では,L形RC部材のせん断耐力は,フランジ部のコンクリート,および同部に配置されたスターラップを無視した矩形断面のせん断耐力として安全側に評価されている。本研究は,L形断面を有するRC部材のせん断耐力を確認するため,フランジ位置に対する載荷方向,せん断補強鉄筋比,せん断スパン比をパラメータとした9体の供試体に対して静的載荷試験を実施した。実験結果から,L形RCはりの実際のせん断耐力は,矩形断面として算定されたせん断耐力の1.54~1.87倍大きいことが確認された。また,ひび割れ図を基にL形RCはりのせん断耐力算定のための考え方を示した。 |
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