作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地におけるコンクリート舗装の凍結深さに関する実態調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会全国大会 |
誌名(No./号数) | 第74回年次学術講演会講演概要集 |
発表年月日 | 2019/09/03 ~ 2019/09/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地道路保全チーム | 上野 千草(UENO Chigusa) |
寒地道路保全チーム | 丸山 記美雄(MARUYAMA Kimio) |
室蘭工業大学大学院 | 木幡 行宏(KOHATA Yukihiro) |
抄録 |
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耐久性の高いコンクリート舗装を積極的に採用することで、舗装の長寿命化が図れ、維持修繕工事頻度の削減、ライフサイクルコストの縮減が期待されている。積雪寒冷地における採用も望まれているが、北海道の国道に占めるコンクリート舗装の割合は3%程度である。これまでの研究で、積雪寒冷地におけるコンクリート舗装において凍上性材料が凍結深さ内の路床に用いられ、コンクリート舗装版下面に不陸が発生すると舗装寿命が低下することが明らかになっている。このため、路床設計においては凍結深さまで非凍上性材料で構成させることが最善と考える。現在、我が国における凍結深さの推定にあたっては、凍結指数を用いた修正Berggren式が一般に用いられているが、コンクリート舗装への適用については検証されていない。本文では、コンクリート舗装における凍結深さの実測を行うとともに、修正Berggren式より得られる凍結深との比較を行った。 本検討により、コンクリート舗装においては、アスファルト舗装と同様に修正Berggren式を用いて凍結深さを推定し置換厚を決定する手法では、適切に凍結深さを推定できない可能性があることが示唆された。 |
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