シンボルマーク独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 路床・路盤材料の電気抵抗による凍結融解評価に関する検討

作成年度 2019年度
論文名 路床・路盤材料の電気抵抗による凍結融解評価に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第793号
発表年月日 2019/06/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地道路保全チーム上野 千草(UENO Chigusa)
寒地道路保全チーム丸山 記美雄(MARUYAMA Kimio)
抄録
積雪寒冷地の路床や路盤は、冬期間の凍結や、融解期の含水比上昇、凍結融解作用による支持力低下などの影響 を受ける過酷な条件下にある。このため、凍結深さや含水比の変化、凍結融解の頻度を把握することは積雪寒冷地 において舗装を構築する上で重要である。そこで、路床や路盤などの舗装体内部の土系材料の凍結融解状況を電気 抵抗の変化により評価する方法について基礎的な検証を行った。本研究では、多数の電極を等間隔で配置したセン サを試作し、室内において、路床材料と路盤材料の内部に設置し、凍結および融解時の電気抵抗測定を行った。そ の結果、凍結および融解状態を把握することが可能であることが確認された。また、試作したセンサを屋外の土中 に埋設し、交流での計測が可能な自記記録装置を用いて凍結融解状況の把握を試みた結果、深度方向の連続した計 測が可能であり、凍結深さなどの計測に有効であることを確認した。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.