作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地沿岸コンクリート構造物調査データでの海域別の塩分拡散予測パラメータの比較検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第44回 海洋開発シンポジウム(2019) |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集(B3)海洋開発特集号 |
発表年月日 | 2019/07/02 ~ 2019/07/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒冷沿岸域チーム | 増田 亨(MASUDA Toru) |
寒冷沿岸域チーム | 中嶋 雄一(NAKAJIMA Yuichi) |
寒冷沿岸域チーム | 長谷一矢(HASE Kazuya) |
抄録 |
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鉄筋コンクリート構造物の劣化が進むと損壊に直結する恐れがあるため,維持管理の一手段として塩害による劣化予測を適正に行う必要がある.とりわけ,積雪寒冷地沿岸域は過酷な環境下にあり,従来の塩分拡散予測パラメータを用いた手法を評価・検証する事は重要な課題である.本報告は,積雪寒冷地である北海道沿岸において塩害との複合劣化で留意すべき劣化現象として凍害と海氷摩耗を抽出した.また,本報の試みとして,3つの塩分拡散予測パラメータの算定が概ね妥当である事を確認し,本州との違いについて北海道における耐久性を意識した配合指標が関係している可能性があると推察した.更に,実務レベルにおいて,海域によらず従来の手法で算定した塩分拡散予測パラメータを用いて劣化予測してもほぼ問題無いケースがある事を報告した. |
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