作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 地震により損傷した橋梁の部材耐力に関する実態分析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第22回橋梁等の耐震設計シンポジウム |
誌名(No./号数) | 第22回橋梁等の耐震設計シンポジウム講演論文集 |
発表年月日 | 2019/07/23 ~ 2019/07/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 佐藤 京(SATO Takashi) |
寒地構造チーム | 寺澤 貴裕(TERASAWA Takahiro) |
寒地構造チーム | 秋本 光雄(AKIMOTO Mitsuo) |
寒地構造チーム | 葛西 聡(KASAI Satoshi) |
抄録 |
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損傷を誘導・制御する合理的な設計方法に関する基礎検討として,道路橋示方書により設計された橋梁の被災事例を基に,構造物の耐力階層化の可能性について,新潟地震から平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震までの被害記録をもとに被災実態の分析を行った.その結果,平成7年(1995年)兵庫県南部地震より前の地震被害においては,昭和46年より前の指針を適用した橋梁では,設計地震動よりも低い作用地震動で被災したと思われるケースが他より多く確認された.昭和46年および昭和55年の示方書を適用した橋梁では,支承の損傷が多いことが確認された.兵庫県南部地震と東北地方太平洋沖地震を対象として行った損傷部の傾向分析では,支承と橋脚の損傷発生率やその大きさについて,支承と橋脚の損傷発生にトレードオフの関係が確認でき,超過作用に対する合理的な設計として,損傷の誘導や制御を設計照査として取り込める可能性が示唆された. |
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