作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 嶮淵川におけるアイスジャム発生予測プログラムの適用性の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第795号 |
発表年月日 | 2019/08/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 伊波 友生(INAMI Yu) |
寒地河川チーム | 横山 洋(YOKOYAMA Hiroshi) |
寒地河川チーム | 矢部 浩規(YABE Hiroki) |
抄録 |
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寒冷地河川では多くの河川が結氷し、河氷の流下が生じる。このとき、河氷が詰まり、水位の上昇を引き起こす ケースがある。これらの現象はアイスジャムと呼ばれ、北海道の河川でもしばしば発生している。しかしながら、 アイスジャムは観測事例が限られており、実現象が十分に把握されていない。 寒地土木研究所では河氷の厚さを計算するプログラムを開発しており、試験的に関係機関に配布している。しか し、現地への適応性に関して、アイスジャムの観測事例が限られていることからいまだ実現象について不明な点も 多い。 本研究はアイスジャム発生予測プログラムを用いた氷厚の変化を現地観測結果や1次元非定常流計算モデル CERI1Dと比較した。その結果、アイスジャム発生予測プログラムは一般的に用いられる河氷厚変動計算と比較し 精度はやや劣るものの実用に耐えうるものであり、またユーザビリティの観点から現場事務所でのアイスジャム検 知において本プログラムは有効なツールとなりうることがわかった。 |
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