作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 先進ボーリング調査による地山分類の効果と分類指標に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 令和元年度日本応用地質学会北海道支部・北海道応用地質研究会合同研究発表会 |
誌名(No./号数) | 令和元年度日本応用地質学会北海道支部・北海道応用地質研究会合同研究発表会講演予稿集 |
発表年月日 | 2019/06/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
防災地質チーム | 大日向 昭彦(OBINATA Akihiko) |
防災地質チーム | 山崎 秀策(YAMAZAKI Syusaku) |
深田地質研究所 | 亀村 勝美(KAMEMURA Katsumi) |
フジタ | 村山 秀幸(MURAYAMA Hideyuki) |
抄録 |
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トンネルの事前調査では,精度の良い地山分類のための情報が得られない場合がある.また,施工時には切羽観察や掘削に伴う変位量により評価されるが掘削前の地山性状を予測することは難しい.ここで,北海道の国道トンネルでは切羽前方の地質確認や地山分類のため先進ボーリング調査(以下,先進)を実施している.また,トンネル標準示方書でも特に大きな土被りの場合,施工中の坑内からの先進や物理探査等を適切な時期に行い,問題の予測,対策の事前検討と準備に反映させ,施工への大きな影響をできる限り低減させることが必要であることを述べている.トンネルの地山は地質の分布,変形や強度特性等,空間的に 多くの不確実性を含んでおり,調査により信頼性を高めることで地質的な問題の発生を抑制できれば建設コストの変動幅やリスクの軽減が期待される.本稿では,施工時に切羽の肌落ち,吹付けコンクリートのクラック,ロックボルトのプレートの変形等が発生した北海道の国道10 トンネルの設計時と先進時の地山分類を,施工時に最終的に確定された地山分類との一致状況を調べるとともに,先進の効果の定量化を試みた結果について報告する. |
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