作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 農業用管水路で生じる地震時動水圧 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 農業農村工学会論文集 |
発表年月日 | 2019/08/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水利基盤チーム | 大久保 天(OHKUBO Takashi) |
寒地農業基盤研究グループ長 | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
水利基盤チーム | 今泉 祐治(IMAIZUMI Yuji) |
水利基盤チーム | 寺田 健司(TERADA Kenji) |
水利基盤チーム | 川口 清美(KAWAGUCHI Kiyomi) |
抄録 |
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地震動に伴い農業用管水路内に動水圧が発生する.しかし,その観測実績は少なく,地震時動水圧の実態は明らかではない.筆者らは,供用中の農業用管水路において,地震動の加速度と水圧を常時観測して,これまでに震度2~震度4の17回に及ぶ地震時動水圧のデータを取得した.本研究では,そのデータ解析から主に次のような知見を得た.(1)地震動の加速度の最大値よりも速度の最大値の方が,地震時動水圧の最大値との相関が高く,その相関係数は0.9を超える.(2)地震動に起因して複数の地点で発生した地震時動水圧が互いに重なり合うことで,地震時動水圧は増大する.(3)入力地震動として正弦波を仮定した動水圧の基礎方程式から解析的に導かれた理論式を用いて,実際の地震時動水圧の最大値を推定することができる. |
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