作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 北海道における道路橋RC床版の土砂化に関する傾向調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第796号 |
発表年月日 | 2019/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 中村 拓郎(NAKAMURA Takuro) |
北海道開発局釧路開発建設部道路計画課 | 角間 恒(KAKUMA Ko) |
寒地構造チーム | 守田 穫人(MORITA Kakuto) |
寒地構造チーム | 葛西 聡(KASAI Satoshi) |
寒地基礎技術研究グループ長 | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
抄録 |
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国土交通省北海道開発局では、毎年約800橋を対象とした定期点検が行われている。定期点検で舗装にひび割れやうき等の変状が認められた橋梁では、舗装切削による床版上面の目視調査が行われる場合があり、舗装切削調査箇所の直下で床版上面のスケーリングや土砂化の発生等が報告されている。北海道において土砂化が発生した橋梁や床版部位の特徴を明らかにすることを目的に、RC床版において舗装切削による床版上面の目視調査が行われた121橋(182箇所)を対象に、橋梁諸元や供用環境と土砂化の関連性を整理した。その結果、建設後50年以上が経過した橋梁では、舗装切削調査箇所の半数以上で土砂化が発生していることを明らかにした。また、凍害危険度等の供用環境と土砂化の発生には明確な関連性が認められず、北海道内全域で土砂化が発生することを確認した。さらに、平面線形の違いや防水工の有無と土砂化の発生割合との関連性や、橋軸方向や橋軸直角方向において土砂化が発生しやすい位置を示した。 |
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