作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 平成30年北海道胆振東部地震被害の概要 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成31年度日本地すべり学会北海道支部・北海道地すべり学会研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成31年度日本地すべり学会北海道支部・北海道地すべり学会研究発表会予稿集 |
発表年月日 | 2019/04/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 倉橋 稔幸(Toshiyuki Kurahashi) |
名誉研究監 | 伊東 佳彦(Yoshihiko Ito) |
防災地質チーム | 山崎 秀策(Shusaku Yamazaki) |
抄録 |
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2018年9月6日に北海道胆振地方中東部を震源として地震が発生した。地震の規模はM6.7、震源の深さは37kmであった。最大震度は震度7であった。震度7が適用されたのは、兵庫県南部地震以来、本地震が国内において5例目で、北海道では初めてである。それに伴い、斜面崩壊・液状化等の現象が見られ、道路・河川・宅地・山林・港湾等の様々な箇所で被害を生じた。 そこで本報告では、本地震と、過去の4つの震度7の地震被害とを比較し、地震被害の特徴を述べた。北海道胆振東部地震では、斜面の崩壊が6,000箇所以上にも及び、過去に震度7を記録した地震の中でも最も多い。その被害は、斜面災害による地震被害で特徴づけられる。その斜面災害のほとんどは、テフラを主体とした未固結堆積物の土層すべりや土層崩壊によるものであるが、過去の地震でも同様の斜面災害が発生していた。 |
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