作成年度 | 2020年度 |
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論文名 | 寒冷地で長期供用された開水路コンクリートの気泡およびひび割れ中の析出物に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | コンクリート工学論文集 |
発表年月日 | 2020/05/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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鳥取大学 | 緒方 英彦(OGATA Hidehiko) |
鳥取大学 | 兵頭 正浩(HYODO Masahiro) |
水利基盤チーム | 石神 暁郎(ISHIGAMI Akio) |
島根大学 | 新 大軌(ATARASHI Daiki) |
抄録 |
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積雪寒冷地で長期供用された鉄筋コンクリート開水路の側壁気中部では,白色結晶により閉塞した気泡およびひび割れが存在することが既往の研究により明らかになっている。本研究では,開水路の側壁気中部から新たにコアを採取し,気泡およびひび割れを閉塞している結晶を特定するための微視的検討を行った。EPMAによる元素の面分析により気泡およびひび割れが結晶で閉塞していることを確認した後,SEMおよびEDX,XRDによる結果から結晶がエトリンガイトであることを明らかにした。また,気泡およびひび割れにエトリンガイトの結晶が生成したのは,ひび割れ周囲からのカルシウムイオンの溶脱と炭酸化領域からの硫酸イオンの移動が関係していると推察した。 |
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