作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 従来型落石防護柵の捕捉性能に関する実験的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 鋼構造シンポジウム2019 |
誌名(No./号数) | 鋼構造年次論文集第27巻 |
発表年月日 | 2019/11/21 ~ 2017/11/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 中村 拓郎(NAKAMURA Takuro) |
寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
寒地構造チーム | 葛西 聡(KASAI Satoshi) |
室蘭工業大学 | 小室 雅人(KOMURO Masato) |
抄録 |
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本研究では,従来型落石防護柵の捕捉性能を確認することを目的に,重錘衝突位置や衝突エネルギーが異なる実験ケースを設定した実規模試験体による重錘衝突実験を実施した.本研究で得られた知見を以下に示す.(1)中間支柱に重錘を衝突させた場合,中間支柱の基部にぜい性的な亀裂破壊が生じる可能性が あるものの,阻止面への落石衝突を想定した慣用設計法による可能吸収エネルギーによって安全側に評価できる.(2)阻止面に重錘が衝突し,中間支柱が先行して塑性変形することが想定される場合には,中間支柱の基部に亀裂破壊が生じたものの,可能吸収エネルギー相当の衝突エネルギーを有する重錘を捕捉できることを確認した.(3)阻止面に重錘が衝突する場合には,可能吸収エネルギーと同程度以上の衝突エネルギーが作用すると,ワイヤロープの索端金具からの引き抜けや破断が発生し,重錘を捕捉できない可能性があることを示した. |
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