作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | トンネル変状の予測解析の精度向上に向けた地山-覆工間の垂直接触剛性の定量化の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第29回トンネル工学研究発表会 |
誌名(No./号数) | 第29回トンネル工学研究発表会講演集 |
発表年月日 | 2019/11/28 ~ 2019/11/29 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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フジタ | 新井 智之(ARAI Tomoyuki) |
フジタ | 村山 秀幸(MURAYAMA Hideyuki) |
熊本大学 | 才ノ木 敦士(SAINOKI Atsushi) |
北海道大学 | 児玉 淳一(KODAMA Junichi) |
防災地質チーム | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
抄録 |
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山岳トンネルにおいて長期変状の予測解析の精度向上が本研究の目的である.近年,供用開始後に大きな変状が発生する山岳トンネルの報告が国内でも増えつつある.こうした変状は覆工でまず顕在化する.覆工に発生する応力や変位を数値解析で正確に予測するには,地山から覆工へどのように力が伝達するのかを定義する垂直剛性を定量化することは不可欠である.そこで,本研究では有限差分法を用いて地山と覆工の模型載荷実験の再現解析を行い,両者間の垂直剛性が覆工の応力や変位に与える影響を確認した.完全弾塑性解析では垂直剛性が1GPa/m未満では載荷実験よりも解析で得られる水平変位の方が小さく,垂直剛性を大きくすると実験結果に近づいていく.垂直剛性を1GPa/m付近にした時に最も実験の覆工模型の水平変位,鉛直変位を再現できた. |
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