作成年度 | 2019年度 |
---|---|
論文名 | 凍害・ASRが複合的に生じる環境下で49年間供用された実橋RC床版の構造性能評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集 |
発表年月日 | 2020/02/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
釧路開発建設部 | 角間 恒(KAKUMA Ko) |
寒地基礎技術研究グループ長 | 西 弘明(NISHI Hiroaki) |
施工技術総合研究所 | 渡邉 晋也(WATANABE Shinya) |
施工技術総合研究所 | 小野 秀一(ONO Shuichi) |
金沢大学 | 桝谷 浩(MASUYA Hiroshi) |
金沢大学 | 久保 善司(KUBO Yoshimori) |
抄録 |
---|
本研究では,北海道内の山間部で49年間供用された実橋RC床版を用いて,寒冷地で顕在化している凍害やASRに起因する層状ひび割れが発生した床版の構造性能を評価するための材料~部材レベルでの各種載荷試験を実施した.その結果,層状ひび割れの発生深さが上縁から下側鉄筋位置の深さに達している床版では,健全時と比較して剛性や疲労耐久性が低下し,特にその発生範囲が全面に及ぶ場合に,輪荷重走行下で損傷・破壊形態の変化を伴って急速に破壊に至ることを示した.また,凍害・ASRが進行した床版においては,疲労損傷の進行程度を評価するために提案された既往のたわみを用いた健全度評価基準では,載荷する荷重によっては,健全度を的確に評価できない場合があることを明らかにした. |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |