作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | シラン系表面含浸材の塗布に際しての コンクリート表層の含水状態の管理に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第800号 |
発表年月日 | 2020/01/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
耐寒材料チーム | 安中 新太郎(YASUNAKA Shintaro) |
抄録 |
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ラン系表面含浸材は、外部からコンクリート内部への水や塩化物イオンの侵入を抑える浸透性の保護材である。 国土交通省北海道開発局管轄の道路橋では、コンクリート部材の凍・塩害対策として広く使用されている。既設の 地覆コンクリートを冬期に打換える場合、地覆は工事終了後すぐ供用されるため、部材を保護する観点から、冬期 であっても供用前にシラン系表面含浸材が塗布される。一方、冬期のコンクリート部材の表面は川霧や結露で濡れ やすい。表層に水分が多く含まれていると、塗布したシラン系表面含浸材の含浸が阻害されるため、塗布前に加温 を行って水分を低減させ、かつ、表層の含水状態を適切に管理する必要がある。本研究は、表層の含水状態の管理 方法として、市販の水分計の有用性を調べたものである。コンクリート表面を加温したときの表層の含水状態の変 化は、電気抵抗式の水分計が把握しやすく、試験により冬期の低温下で塗布可否を判定する上で電気抵抗式の水分 計から得られる表面のカウント値は有用な管理指標となる知見を得た。 |
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