| 作成年度 | 2019年度 |
|---|---|
| 論文名 | 土堤材料を変化させた落石防護土堤の重錘衝突実験 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 令和元年度年次技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 土木学会北海道支部論文報告集 |
| 発表年月日 | 2020/01/24 ~ 2018/01/25 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 構研エンジニアリング | 鈴木 健太郎(SUZUKI Kentaro) |
| 構研エンジニアリング | 海部 友和(KAIFU Tomokazu) |
| 構研エンジニアリング | 菊池 優希(KIKUCHI Yuki) |
| 名古屋工業大学 | 松尾 和茂(MATSUO Kazushige) |
| 名古屋工業大学 | 前田 健一(MAEDA Kenichi) |
| 寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
| 抄録 |
|---|
| 本研究では落石防護土堤に関する落石捕捉性能把握のための基礎資料収集を目的として,砂質土,粘性土および砕石で構築した小型土堤模型を対象とした重錘衝突実験を実施した.本研究で得られた結果をまとめると,以下のとおりである.(1)実験後の外観写真および重錘軌跡図より,砂の場合には重錘が土堤内に貫入し,法肩上方へ駆け上がる挙動を示す.粘性土の場合は砂および砕石よりも重錘貫入量が大きく,鉛直方向へ跳ね上がる挙動を示す.砕石の場合には砂および粘性土よりも重錘貫入量が小さく,法肩上方へ跳ね上がる挙動を示す.(2)エネルギー吸収率より,粘性土および砕石は重錘貫入完了時刻までのエネルギー吸収率が大きい.また,粘性土は時刻までに90%以上が吸収され,砕石は重錘貫入完了時刻以降における吸収率の増加は期待できない.(3)破壊性状より,砂の場合には衝突部および内部の変形が他の材料よりも大きく,すべり線が生じる傾向にある.粘性土の場合は砂よりも変形が小さく,すべり線が発生せずに圧縮変形が生じる傾向にある.砕石の場合には他の材料よりも変形が小さい傾向にある. |
| このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |