国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 補強土壁および擁壁における断熱材による盛土材の凍結抑制効果

作成年度 2019年度
論文名 補強土壁および擁壁における断熱材による盛土材の凍結抑制効果
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第33回日本道路会議
誌名(No./号数)
発表年月日 2019/11/07 ~ 2019/11/08
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム佐藤厚子(SATOU ATSUKO)
寒地地盤チーム畠山 乃(HATAKEYAMA Osamu)
北海道開発局札幌開発建設部野上敦(NOGAMI ATSUSHI)
北海道開発局室蘭開発建設部安達隆征(ADACHI TAKAYUKI)
抄録
寒冷地である北海道では、補強土壁や擁壁の盛土材が凍上により変状する場合がある。この対策として、盛土材料を非凍上性の材料に置き換える、水分を盛土に侵入させない、熱の流れを遮断するという3つの方法がある。これらのうち、補強土壁や擁壁に断熱材をはりつけることにより、盛土に侵入する熱の流れを遮断する方法を施工し、断熱材がない場合と比較した。その結果、厚さ5cmの住宅用断熱材により、盛土の凍結を抑制できることを確認できた。また、直射日光にさらされる環境では3年間、土砂の中では5年間、断熱に関する性能を維持できることを確認した。
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