作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | 河川洪水で消失する橋台背面盛土の保全対策技術の河床変動解析による研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第74回土木学会年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2019/09/03 ~ 2019/09/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 青木 卓也(AOKI Takuya) |
寒地河川チーム | 井上 卓也(INOUE Takuya) |
寒地地盤チーム | 畠山 乃(HATAKEYAMA Osamu) |
寒地地盤チーム | 橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri) |
抄録 |
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平成28年8月の記録的な豪雨において,河川堤防からの越水や決壊による氾濫による道路の崩壊や落橋など大惨事となった.その後,北海道開発局らは,水防災対策検討委員会を設け,橋台背面の洗掘等による橋梁の被災要因を分析し有効な対策の検討が急務,と提言した. 既往研究では,橋梁被災の多くは橋台背面盛土の消失が起因となっており,その要因分析を踏まえ,洗掘対策には軽量剛性繊維網や連続箱型鋼製枠,浸透による吸い出し対策には透気防水シートが効果的な対策工と考え,十勝川水系小林川の自然堤防となっている橋梁をモデルとした水理模型実験から対策工を講じることで洗掘を約11時間遅延させることができた. 本研究では,盛土消失メカニズム,水理模型実験との比較検証,当時の流体力の想定,対策工の効果検証を目的に,解析用ソルバーiRIC Nays2DH5)(非定常平面2次元河床変動解析)を使用し,河床変動解析を実施した. 本報では洪水後期の侵食範囲と流速および河床変動を現地の実態や水理模型実験結果との比較検証を行った. |
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