作成年度 | 2019年度 |
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論文名 | トンネル地山評価における切羽前方調査としての 先進ボーリング調査法の適用性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第801号 |
発表年月日 | 2020/02/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
防災地質チーム | 大日向 昭彦 (OBINATA Akihiko) |
防災地質チーム | 山崎 秀策(YAMAZAKI Shusaku) |
深田地質研究所副理事 | 亀村 勝美(KAMEMURA Katsumi) |
株式会社フジタ技術センター主席研究員 | 村山 秀幸(MURAYAMA Hideyuki) |
抄録 |
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先進ボーリング調査は、トンネル掘削前の地山の地質性状を把握するため、施工中に切羽面からその前方に向け て実施する切羽前方調査のひとつである。本稿では、これまで北海道の国道トンネルの建設時に蓄積された資料を 収集するとともに、設計時、先進ボーリング調査時、施工時の地山評価を比較し、先進ボーリング調査による効果 を施工時の地山評価における変化割合に基づき分析した。 その結果、先進ボーリング調査を適用することによる地山評価は、設計時に比較して、施工時の地山評価との一 致率が高まり、地山等級が乖離する割合の低いことがわかった。ただし、先進ボーリング調査時の地山評価は、低 強度や地耐力不足の地山、掘削に伴う地山挙動により作用する地圧、緩みや地下水により二次的に性質が変化する 岩石の分布する箇所では、評価の対象範囲や経時的な違いを把握するための手法として課題を有することもわかっ た。 |
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