作成年度 | 2020年度 |
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論文名 | 表面含浸材による塩分浸透抵抗性に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会講演概要集 |
発表年月日 | 2020/09/09 ~ 2020/09/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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鹿島建設(株) | 小林 聖(KOBAYASHI Satoshi) |
鹿島建設(株) | 橋本 学(HASHIMOTO Manabu) |
鹿島建設(株) | 林 大介(HAYASHI Daisuke) |
耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
抄録 |
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コンクリート構造物の耐久性を簡易に向上させる方法として、表面含浸材をコンクリート表面に塗布する方法がある。表面含浸材は、コンクリート表面に塗布することによって内部に浸透し、水の浸透を抑制する層(以後、吸水防止層と称する)を形成する材料である。これまでに、表面含浸材の中でもシラン・シロキサン系と称される材料を研究開発し、実構造物へ適用している。さらに凍害および塩害の複合劣化環境で暴露試験を行い、長期耐久性についても良好な品質が確認されつつある。今までの施工対象は経年劣化したコンクリート構造物の補修用途であった。しかし、近年は予防保全として新設構造物への塗布や、寒冷地におけるスケーリング対策など、より厳しい環境条件における適用が進められた。つまり、水セメント比が低い新設のプレストレストコンクリートや寒冷地仕様のコンクリートに確実に含浸する表面含浸材の開発ニーズが高まった。そこで、シラン・シロキサンとして95%以上の濃度としたシラン・シロキサン系表面含浸材を新たに調整した。今回、実環境における長期耐久性を実証することを目的として暴露試験を行ったのでその結果について報告する。 |
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