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発表 シラン・シロキサン系表面含浸材の長期耐久性の実証

作成年度 2020年度
論文名 シラン・シロキサン系表面含浸材の長期耐久性の実証
論文名(和訳)
論文副題
発表会 令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会
誌名(No./号数) 令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会講演概要集
発表年月日 2020/09/09 ~ 2020/09/11
所属研究室/機関名 著者名(英名)
鹿島建設(株)林 大介(HAYASHI Daisuke)
鹿島建設(株)橋本 学(HASHIMOTO Manabu)
鹿島建設(株)小林 聖(KOBAYASHI Satoshi)
カジマ・リノベイト(株)神谷 由紀(KAMIYA Yuki)
耐寒材料チーム遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake)
抄録
シラン系表面含浸材は,シリコーン分子の種類や濃度,性状などによって性能が異なり,本検討では,分子量を約250以上とするシリコーン分子を選定し,水を溶媒とした上に,シランとシロキサンを混合して80%以上の濃度に高めたシラン・シロキサン系表面含浸材を調整した.分子量の大きなシリコーン分子を適用することには,高い初期性能を付与するのみでなく,長期間にわたって効果を持続させる意図があり,シランとシロキサンを混合して適用することには,大きさの異なる分子の分布とすることでコンクリートの様々な細孔に深くまで含浸させる意図がある.本稿では,このシラン・シロキサン系表面含浸材の効果が,どの程度の期間にわたって持続するのかを実証するために,凍害および塩害の複合劣化環境で15年間にわたって実施している暴露試験の経過を報告する.
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