| 作成年度 | 2020年度 |
|---|---|
| 論文名 | 超音波バイオロギング技術による十勝地方沿岸のサケ回遊行動の計測 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 土木学会論文集B3(海洋開発)特集号(Vol.76,No.2) |
| 発表年月日 | 2020/07/30 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 水環境保全チーム | 布川 雅典(NUNOKAWA Masanori) |
| 水産土木チーム | 梶原 瑠美子(KAJIHARA Rumiko) |
| 水産土木チーム | 丸山修治(MARUYAMA Shugi) |
| 東海大学北海道 | 大橋正臣(OHASHI Masami) |
| 水環境保全チーム | 谷瀬敦(TANISE Atsushi) |
| 水環境保全チーム | 村山雅昭(MURAYAMA Masaaki) |
| 抄録 |
|---|
| 北海道沿岸域の漁港周辺や定置網周辺あるいは海洋から母川へのサケ回遊行動の報告は少ない.定置網によるサケ捕獲が主流である現在,回遊行動に関する情報は効率的な漁獲方法を考える上で重要である.そこで,超音波発信器と受信機を用いて十勝郡浦幌町厚内漁港周辺や定置網周辺のサケ回遊行動と,定置網周辺から十勝川河口までの行動を調査した.漁港で放流した個体は,速やかに港外へ移動しており,これはサケが港内に侵入した場合でも回帰ルートに戻れることが示唆している.定置網で放流された個体は,多くが沖合に戻り再び母川を求めて遊泳している可能性が高いことも明らかになった.また放流から河川捕獲場あるいは周辺にまで到達する所要時間は8.4日から18日であることが明らかになった.本研究で得られた結果はサケ資源の管理に向けて基礎的なデータとなる. |
| このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |