作成年度 | 2020年度 |
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論文名 | コンクリート舗装の凍結深さに関する一検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第25回舗装工学講演会 |
誌名(No./号数) | 土木学会論文集E1(舗装工学)Vol.76,No.2(舗装工学論文集第25巻) |
発表年月日 | 2020/12/10 ~ 2020/12/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地道路保全チーム | 上野 千草(UENO Chigusa) |
室蘭工業大学大学院 | 木幡 行宏(KOHATA Yukihiro) |
寒地道路保全チーム | 丸山 記美雄(MARUYAMA Kimio) |
抄録 |
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積雪寒冷地のコンクリート舗装では凍上により路盤面に不陸が生じると,コンクリート舗装版と路盤の間に空間が生じ,舗装寿命低下の要因となることが明らかになっている.このため,積雪寒冷地におけるコンクリート舗装の設計においては,凍結深さを適切に評価し,凍上対策に反映させる必要がある. 本研究では,コンクリート舗装の凍結深さを実測し,既存の設計法で用いられている凍結指数から凍結深さを求める修正Berggren式より得られた凍結深さとの比較を行うとともに,新たな手法としてAMeDASによる気象データ,コンクリート舗装版のアルベド,および舗装材料の熱伝導率等を用いて熱収支解析・熱伝導解析を行い,凍結深さの推定を行った.この結果,修正Berggren式より得られた凍結深さと熱電対温度計を用いて実測した凍結深さの間に最大200 mm以上の差が確認され,既存設計法の問題点が抽出された.また,新たな手法では,熱電対温度計を用いて実測した凍結深さと概ね一致した凍結深度が得られることが明らかになった. |
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