| 作成年度 | 2020年度 |
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| 論文名 | 背水の影響を考慮したアイスジャム発生状況に関する一考察 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第808号 |
| 発表年月日 | 2020/08/10 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地河川チーム | 伊波 友生(INAMI Yu) |
| 寒地河川チーム | 横山 洋(YOKOYAMA Hiroshi) |
| 寒地河川チーム | 矢部 浩規(YABE Hiroki) |
| 抄録 |
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| 大規模なアイスジャムが生じると、河氷や河川水が流下できず、洪水へと至るケースも存在し、冬期における河 川管理の課題となっている。千歳川流域は勾配が緩く、支川である嶮淵川は千歳川の背水の影響を大きく受ける。 そのため、流れだけでなく河氷の挙動も千歳川本川の水位に大きく依存すると考えられるが、背水の影響を考慮し た検討はなされていない。そこで、背水の影響によってアイスジャムの範囲や継続時間がどのように変化するのか を数値計算により検討し、現地調査結果と比較した。 検討結果から、本川の水位が上昇することでアイスジャムが生じる範囲やアイスジャムが解消されるまでの継続 時間が増加することがわかった。また、背水の影響を受け水位が上昇することで、アイスジャム発生個所数が増加 しうることが示唆された。このことから、アイスジャムが生じる地点や規模を把握するには、背水の影響を考慮す る必要があると考えられる。 |
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