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 北海道の高速道と一般道の並行ルートにおける冬期交通事故リスクとその要因

作成年度 2020年度
論文名 北海道の高速道と一般道の並行ルートにおける冬期交通事故リスクとその要因
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第808号
発表年月日 2020/08/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地交通チーム四辻 裕文(YOTSUTSUJI Hirofumi)
寒地道路保全チーム星 卓見(HOSHI Takumi)
寒地交通チーム平澤 匡介(HIRASAWA Masayuki)
寒地交通チーム佐藤 昌哉(SATO Masaya)
抄録
本稿では、北海道の高速自動車国道(高速道)と一般国道(一般道)が並行する区間のルート(並行ルート)を 対象に、冬期の道路交通状況と気象状況に係る交通事故リスク要因の回帰分析をおこない、並行ルート間の冬期の 交通事故リスクと交通量転換との関係を考察した結果について報告する。本分析では、一般化線形モデル(GLM) を適用して冬期の人身・物損事故件数を道路交通状況と気象状況に係るリスク要因に回帰させることにより、実務 的にも特定しやすいリスク要因を明らかにした。分析対象は、札幌市内と新千歳空港を結ぶ道央・札樽自動車道と 国道36号の並行ルートで、冬期2か年である。 結果、(1)一般道ルートの人身事故リスクはポアソン分布、その物損事故リスクは負の二項分布に従い、高速道 ルートの人身事故リスクはゼロ過剰ポアソン分布、その物損事故リスクは負の二項分布に従うこと、(2)一般道ル ートの人身事故リスクと信号交差点密度・降雪量、その物損事故リスクとキロ当たり交通量・信号交差点密度・最 高気温・積雪深・降雪量が相関し、高速道ルートの人身事故リスクとキロ当たり交通量、その物損事故リスクとキ ロ当たり交通量・降雪量・発生月が相関することが判明した。
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