国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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論文投稿 被害の概要

作成年度 2020年度
論文名 被害の概要
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 地震による地すべり災害―2018年北海道胆振東部地震―
発表年月日 2020/09/06
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災地質チーム倉橋 稔幸(TOSHIYUKI KURAHASHI)
北電総合設計伊東 佳彦(YOSHIHIKO ITO)
抄録
 本報告は、平成30年北海道胆振東部地震における河川・道路・住宅・ライフライン等の被害概要を述べるとともに,過去の4つの震度7の地震との被害を比較したものである。北海道胆振東部地震の被害と、過去に震度7を記録した4つの地震被害とを比較した.  その結果、北海道胆振東部地震の被害において特徴的なのは、斜面崩壊の箇所数である.喜多(2018)によると、6,000箇所以上で土層すべりによる斜面崩壊が発生した。その他、伊東ほか(2019)は岩盤すべりの存在も指摘している。地震の規模はM6.7で、その他の地震と比較して小さいにもかかわらず、斜面崩壊数が最も多い。その崩壊面積は、明治以降の主要な地震による災害の中で最も多いとされている(国土交通省水管理・国土保全局砂防部、 2018)。
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