作成年度 | 2020年度 |
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論文名 | 高解像度LPデータ(DEM)を使った斜面変動の分布と特徴 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 地震による地すべり災害―2018年北海道胆振東部地震― |
発表年月日 | 2020/08/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北電総合設計 | 伊東 佳彦(YOSHIHIKO ITO) |
防災地質チーム | 山崎 秀策(SHUSAKU YAMAZAKI) |
国土交通省北海道局 | 西原 照雅(TERUMASA NISHIHARA) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(TOSHIYUKI KURAHASHI) |
抄録 |
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本報告は、植生の影響を取り除いた高解像度LP データ(DEM)を基に作成された地形図を用いて、平成30年北海道胆振東部地震で発生した土層すべりと岩盤地すべり、および過去のそれらの痕跡について判読と分析を行った。 その結果、岩盤地すべりと考えられる地形を、確実度の高い尾根タイプおよび斜面タイプと、確実度のやや低い浅部タイプに3 区分し、それぞれ109 か所、87か所および63 か所の合計259 か所を抽出した。岩盤地すべりの分布は土層すべりと同様,震央から北側に多い傾向にある。これは、震央北側の震度が大きいという推定震度階の分布状況と調和的である。地形地質との関係では,地層が流れ盤となっているところで岩盤地すべりが多発していると推定されたが、これは現地調査により検討ケースを増やして検証を進めていく必要がある。 |
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