作成年度 | 2020年度 |
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論文名 | 除雪作業に配慮したラウンドアバウトエプロン部の車両走行試験について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第62回土木計画学研究発表会・秋大会(企画提案型) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2020/11/13 ~ 2020/11/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地機械技術チーム | 久慈 直之(KUJI Naoyuki) |
寒地機械技術チーム | 舟橋 誠(FUNAHASHI Makoto) |
寒地機械技術チーム | 新保 貴広(SHINBO Takahiro) |
抄録 |
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ラウンドアバウトのエプロンは、大型車両等が環道だけでは走行できない場合に、環道と合わせた幅員として走行できる場所である。そして、環道とエプロンの境界は、利用者が認知でき、乗り上げを抑制する方法として、エプロン端部に段差を設けることが有効とされている。しかし、積雪地域では、除雪作業時に除雪装置の一部が段差に接触し、段差部を損傷する可能性がある。そのため本稿では、エプロン端部の段差の代わりに、北海道で広く普及しているランブルストリップス(路面上に波上の凹凸を形成する交通安全施設)を施工し、段差を用いない方法での抑制効果について、走行試験を実施した。その結果、エプロン乗り上げ時の車内騒音及び車内振動は、環道走行時より大きく、エプロン端部の段差が鉛直形状と同程度であり、エプロン端部を走行するドライバーへの注意喚起や警告の効果が期待できることがわかった。 |
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