作成年度 | 2020年度 |
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論文名 | 4年の暴露実験に基づく寒冷地の凍結防止剤散布環境下での コンクリートのスケーリング進行予測に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第811号 |
発表年月日 | 2020/11/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
耐寒材料チーム | 島多 昭典(SHIMATA Akinori) |
寒地技術推進室 | 高木 典彦(TAKAGI Norihiko) |
寒地技術推進室道北支所 | 成田 徳昌(NARITA Norimasa) |
寒地技術推進室道東支所 | 渡辺 淳(WATANABE Jun) |
抄録 |
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冬期の道路交通の安全を確保するために凍結防止剤が路面に散布される寒冷環境下では、コンクリートのスケーリングの進行を極力抑える対応が要求される。コンクリート構造物の建設にあたり、実際の環境に見合った過不足のない最適な配合設計や管理方法の検討を行うには、立地環境が考慮された劣化予測手法が必要となる。本研究では、環境条件として凍結融解の厳しさを表す凍害危険値と凍結防止剤散布車の出動回数、配合条件として水セメント比とセメントの種類に着目し、実環境下でのスケーリングの進行に及ぼす環境、配合条件の影響を明らかにするため、18橋の道路橋で暴露実験を4年間行った。そして、取得したデータの範囲で、環境、配合条件からスケーリング進行予測式の係数を決定する方法を示し、設計段階でのスケーリング進行予測方法、スケーリング抑制のための適切な設計・管理の考え方について考察した。 |
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