| 作成年度 | 2020年度 |
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| 論文名 | 岩盤斜面のUAV撮影写真に対する背景差分法による変状把握手法の検討 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第15回岩の力学国内シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | 第15回岩の力学国内シンポジウム講演集 |
| 発表年月日 | 2021/01/14 ~ 2021/01/15 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 防災地質チーム | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
| 防災地質チーム | 山崎 秀策(YAMAZAKI Shusaku) |
| 防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
| 抄録 |
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| 道路防災点検において,毎年数多くの岩盤斜面で写真撮影とカルテ作成が行われている.しかしながら,地上から目視確認しづらい遷急線上位部や高比高部に対しては,全ての箇所でクライミング調査を実施するには費用と手間が膨大となるため,近年簡易となったUAVによる調査が増えてきている.そこで,筆者らは,UAVで空中撮影した2時期の岩盤斜面写真に背景差分法を用いて,岩盤斜面の変状を漏れなく見つける方法を開発してきた.本稿では,UAVの撮影機材が比較前後で同じ場合と違う場合に別けて,現地検証を行った.その結果以下のことが明らかとなった.前後で同じUAVで撮影可能な場合には,写真の構図のズレが10%以内で撮影する必要があり,特にRTK測位対応のUAVの有効性が確認された.また,前後で異なったUAVで撮影する場合には,SfM技術で写真から構築した三次元地形モデルを活用し,地形に起因した歪みが生じないオルソ画像に正射投影変換する必要があり,これらの調整後に背景差分を抽出することで,落石発生箇所等の岩盤斜面の細かな変化の把握が可能となった. |
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