作成年度 | 2020年度 |
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論文名 | 液状化した火山灰質地盤における杭の水平地盤反力係数に関する解析的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第813号 |
発表年月日 | 2021/01/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 江川 拓也(EGAWA Takuya) |
寒地地盤チーム | 畠山 乃(HATAKEYAMA Osamu) |
北海道大学大学院工学研究院土木工学部門准教授 | 磯部 公一(ISOBE Koichi) |
抄録 |
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北海道は総面積の約半分に火山噴出物が堆積しており、平成30年北海道胆振東部地震では火山灰質地盤の液状化 により甚大な被害が発生した。次なる大地震による被害軽減のためには、火山灰質地盤の液状化が構造物基礎に及 ぼす影響を事前に評価できることが重要である。本検討では、液状化が生じる火山灰質土層の層厚や層構成を変化 させた杭の遠心力模型実験の動的有効応力解析(LIQCA 3D)による再現解析から、堆積状況の違いによる杭の水 平地盤反力係数の低減傾向の異なりについて検証を行った。 その結果、杭の断面積、杭および地盤の固有周波数に基づく減衰定数、地盤の有効拘束圧に応じた液状化パラメ ータ、非液状化層へも有効応力モデルを採用することで、杭および地盤の振幅が液状化に伴い減衰する傾向など、 実験結果を精度良く再現できた。液状化に伴う杭の水平地盤反力係数の低減が大きな実験ケースでは、地盤内で大 きなせん断ひずみが生じていること、また、過剰間隙水圧の急激な上昇によるせん断剛性の急激な低下が確認され、 実験結果からの推察と合致する結果が得られた。 |
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