作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | 鉄酸化細菌による酸性水の浄化実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第26回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会 |
誌名(No./号数) | 第26回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集 |
発表年月日 | 2021/06/24 ~ 2021/06/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 大日向 昭彦 (OBINATA Akihiko) |
防災地質チーム | 岡﨑 健治(OKAZAKI Kenji) |
防災地質チーム | 倉橋 稔幸(KURAHASHI Toshiyuki) |
抄録 |
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トンネル掘削工事等の建設発生土中に黄鉄鉱をはじめとする硫化鉱物が含まれている場合、硫化鉱物が大気中の酸素や雨水と接触することで酸化・分解反応が起こり、酸性水を発生させることがある。その酸性水には鉄分が多く含まれ、中和処理の障害となっている。そのため、その処理に多くの手間と費用を要している。そこで、筆者らは資源やエネルギーをできるだけ消費せず、自然の浄化作用により酸性水を浄化する手法として鉄酸化細菌に着目した。鉄酸化細菌とは水中の溶存鉄(二価鉄)を体内に蓄積する能力を持った細菌である。この能力を活用することで酸性水中の溶存鉄を低減し、水質を改善する浄化処理方法を検討した。本報告では、溶存鉄低減作用がある鉄酸化細菌と酸性水中和作用があるホタテ貝殻をカラムに充填し、酸性水を通水する水質浄化実験を行った。その結果、酸性水中の溶解性鉄や砒素を低減させることが可能であることを明らかにした。 |
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