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発表 翼壁と腰土留めが洪水時の橋台背面盛土の崩壊に及ぼす影響

作成年度 2020年度
論文名 翼壁と腰土留めが洪水時の橋台背面盛土の崩壊に及ぼす影響
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第55回地盤工学研究発表会
誌名(No./号数) Web発表講演集
発表年月日 2020/07/21 ~ 2020/07/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
北見工業大学小山 真輝(KOYAMA Masaki)
寒地地盤チーム御厩敷 公平(ONMAYASHIKI Kouhei)
北見工業大学川尻 峻三(KAWAJIRI Shunzo)
鉄道総合技術研究所倉上 由貴(KURAKAMI Yuki)
鉄道総合技術研究所佐名川 太亮(SANAGAWA Taisuke)
抄録
近年の気候変動に伴う洪水規模の増大により、橋台背面盛土の侵食・流出被害が発生している。このような被害は道路橋のみならず、鉄道橋においても発生している。鉄道橋には翼壁、腰土留めが施工されている場合が多いが、被災時にはこれらが流出するといった被害が報告されている。しかし、その崩壊メカニズムは不明であった。そこで、崩壊メカニズムの解明を目的とした実験を行った。盛土内の水位に着目すると、実験開始直後から水位が発生し、実験開始から20分後には70 mm程になった。これは、目視により確認した盛土外の水位30mmの倍であり、この水頭差により盛土が吸出しを受け流出し、翼壁、腰土留めの流出に繋がったと考えた。
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