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発表 大型車ドライバーによるラウンドアバウト走行時の運転挙動と主観評価

作成年度 2020年度
論文名 大型車ドライバーによるラウンドアバウト走行時の運転挙動と主観評価
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第62回土木計画学研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2020/11/13
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地交通チーム倉田 和幸(KURATA Kazuyuki)
寒地交通チーム中村 直久(NAKAMURA Naohisa)
寒地交通チーム宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori)
寒地交通チーム佐藤 昌哉(SATO Masaya)
抄録
国道228号は函館市と江差町を結ぶ幹線国道である.両都市間に位置する上ノ国町大留交差点は,2019年10月より,ラウンドアバウトの運用が開始された.同交差点の大型車混入率は約20%にも及ぶ.同交差点改良後,セミトレーラ連結車による実走行実験を行い,運転挙動を取得した.また,同交差点の改良前後を対象とし,運送会社10社の大型車ドライバーに対するラウンドアバウトの交通ルールの周知状況や走行性・安全性の主観評価を行った.セミトレーラ連結車のラウンドアバウトの環道内の速度は15km/h程度であり,最大横加速度0.17Gが記録された.大型車ドライバーによるラウンドアバウトの交通ルールの習熟度は低く,特にエプロンを乗り上げて走行してよいとの交通ルールの習熟度は25%に止まった.ラウンドアバウトの安全確認のしやすさは,小型車ドライバーは概ねしやすくなったとしているのに対し,大型車ドライバーは逆の傾向が見られた.
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