作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | ベースプレート式支柱を有する従来型落石防護柵の重錘衝突実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 月刊「積算資料公表価格版」 |
発表年月日 | 2021/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 中村 拓郎(NAKAMURA Takuro) |
寒地構造チーム | 今野 久志(KONNO Hisashi) |
寒地構造チーム | 安中 新太郎(YASUNAKA Shintaro) |
抄録 |
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従来型落石防護柵は、ひし形金網とワイヤロープで構成される阻止面と、H形鋼の支柱を組み合わせた自立支柱式の落石防護柵であり、落石エネルギーが100kJ程度までの小規模な落石への対策工として、従来型落石防護柵の支柱に着目すると、支柱は、一般的に、地中コンクリート基礎やコンクリート製擁壁に埋め込まれている。このため、新規に支柱を追加する場合や、劣化あるいは損傷した支柱を取替える際には、コンクリート基礎や擁壁の一部除去をともなう工事等が必要となる。その一方で、支柱をアンカーボルトで固定するベースプレート式の支柱を用いる場合には、コンクリートのはつり、切削等が不要となり、供用環境等によっては、工期の短縮等も期待できる。ただし、支柱の塑性変形によって落石エネルギーを吸収する従来型落石防護柵においては、支柱が塑性変形するまでの荷重にベースプレートを固定するアンカー等が十分に耐えられなければならない。本稿では、ベースプレート式の支柱を有する従来型落石防護柵の耐衝撃性能を検証することを目的に実施した重錘衝突実験の結果の一部を紹介する。 |
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