作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | 木材を利用した土木工作物における腐朽劣化の発生率の予測式と それに基づく維持管理頻度等の算定方法 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第817号 |
発表年月日 | 2021/04/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地域景観チーム | 笠間 聡(KASAMA Satoshi) |
地域景観チーム | 松田 泰明(MATSUDA Yasuaki) |
抄録 |
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土木分野における木材利用の普及拡大に向けて、その前提として必要となる、木材を利用した工作物の耐久性能やそれにより必要となる維持管理などに関する知見を収集することを目的に、2015年度 ~ 2019年度の研究期間において、研究を行ってきた。本稿ではまず、既存の木製工作物の腐朽劣化状況の調査結果に基づく、経年と腐朽劣化の関係に関 する分析結果について報告する。腐朽劣化の傾向は、部材ごとにその設置条件によって大きく異なり、「地際部材」「一般部材」「良環境部材」の3区分で整理できる。これら3区分について、経年と腐朽劣 化の関係に関する調査結果から、その傾向を回帰分析により求めた。また、この予測式をもとにして、木製工作物を屋外空間で供用する際に必要となる、メンテナンス の頻度やコストについて算定方法を提案した。これについて算定例を用いて報告する。 |
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