| 作成年度 | 2021年度 |
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| 論文名 | ゴム支承取付ボルトの超過作用時における破断に関する解析的検討 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第24回橋梁等の耐震設計シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | 第24回橋梁等の耐震設計シンポジウム講演論文集 |
| 発表年月日 | 2021/07/20 ~ 2021/07/21 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 寒地構造チーム | 寺澤 貴裕(TERASAWA Takahiro) |
| 寒地構造チーム | 佐藤 京(SATO Takashi) |
| 寒地構造チーム | 安中 新太郎(YASUNAKA Shintaro) |
| 抄録 |
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| 本研究では,超過作用時における道路橋の望ましい損傷シナリオの実現性の検証を目的として,ゴム支承の3次元非線形モデルを用いたFEM による静的漸増載荷解析を行い,そこで得られた超過作用時における支承各部位の応力状態から,下沓とベースプレートを接続する下沓取付ボルトを損傷誘導部材とすることの適否について検討した.その結果,1)下沓取付ボルトでは,ゴムのせん断ひずみに対し,引抜側のボルトより押込側で遅れて応力が発生する.2)押込側と引張側ではボルト応力の発生状態が大きく異なるが,合成応力度による破壊判定(D値)を用いた場合,ゴムのせん断ひずみの増加に伴う下沓取付ボルトのD値の増加傾向は押込側,引抜側でほぼ同様である.3)下沓取付ボルトは,せん断ひずみ約310%で破断に至ることから,同ボルトを損傷誘導部材として設計することが可能であることを明らかにした. |
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