作成年度 | 2021年度 |
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論文名 | ワイヤロープ式防護柵の性能向上に関する研究開発について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第34回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2021/11/04 ~ 2021/11/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地交通チーム | 平澤 匡介(HIRASAWA Masayuki) |
寒地交通チーム | 畠山 乃(HATAKEYAMA Osamu) |
鋼製防護柵協会 | 佐藤 義悟(SATO Yoshinori) |
抄録 |
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緩衝型のワイヤロープ式防護柵は、支柱が細いので必要幅が少なく、既存道路への設置や狭い幅員の分離帯用として使用することが有利である。しかし、車両衝突時にたわむことで衝撃を吸収する構造上の特性から、車両衝突に対する変形性能を向上させることが困難であった。本研究ではワイヤロープ式防護柵の性能向上のために、車両衝突時の対向車線へのはみ出し量を少なくするロープ連結材を開発し、大型車衝突試験から、最適な仕様を決定した。さらに、車両衝突時に支柱が飛散しないようにする下部切欠き付き支柱を開発し、高速道路A種に対応する性能確認試験を行った。その結果、大型車両衝突時に対向車線へのはみだし量が約60%低減し、変形性能が2.5倍向上した。 |
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