| 作成年度 | 2021年度 |
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| 論文名 | 塩化物作用下におけるスケーリング抵抗性の促進評価試験法に関する研究 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 「コンクリート構造物の耐凍害性確保に関する調査研究小委員会」成果報告会およびシン ポジウム |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2021/10/08 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 耐寒材料チーム | 吉田 行(YOSHIDA Susumu) |
| 耐寒材料チーム | 島多 昭典(SHIMADA Akinori) |
| 抄録 |
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| 積雪寒冷地では,凍結防止剤等の塩化物と凍結融解の複合作用によるコンクリートのスケーリング劣化が顕在化しており,適切な対策が求められている.一方,現状においては,スケーリング抵抗性を評価する標準試験法が日本では規定されていない.本研究では,試験機器の汎用性や試験期間短縮の観点から,コンクリートの凍結融解作用による内部劣化の促進試験法として規定されているJIS A 1148 A法によるスケーリング抵抗性の評価を試み,海外の既存スケーリング試験法との関係性を整理して,スケーリング促進評価試験法としての適用性を評価した.その結果,内部劣化が比較的小さいサイクルにおけるJIS法の質量減少率は、既存スケーリング試験法によるスケーリング量と比較的高い相関があり、JIS法により汎用的な試験機器を活用して短期間でスケーリング抵抗性を評価できる可能性を示した. |
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